二大政党は「保守対リベラル」でなく「保守対保守」が我々の目標

ーー党のあり方として、立憲・泉代表が「立憲は中道リベラル、維新は改革保守、自民は惰性保守」という言葉を言ってらっしゃるのですけども、どう思いますか?
日本維新の会 馬場伸幸代表:
それは泉さんが我々のことを褒めていただいているということですね。日本の国民の8割ぐらいまでが政権を任せられる政党というのは、やはり保守政党と思っておられると思うのです。ですから「保守政党の二大政党制」にしていく、日本をね。時々政権が変わるということが、政治家に緊張感を与えますから、そもそも衆議院で小選挙区制が導入されたときには、日本も二大政党制にしていこうという大きな目標を持ってやってきたわけです。ですから、もうぼちぼちそういう方向に向かって「現状を維持していく保守」と「改革を進めていく保守」、こういう二大政党にしていくというのが我々の目標ですね。
ーーただ言い方として第1自民党と第2自民党、「我々は第2自民党で」みたいな言い方をされた。そうすると、自民党が2つである必要があるのかと。それなら初めから第2自民党でやればいいじゃないかという声もありますよね?
日本維新の会 馬場伸幸代表:
それは(出演したインターネット)番組の中でそういう単語で振られましたから、その言葉を引用して申し上げたと。あくまで保守の二大政党という意味で申し上げてるんですね。
ーー政治改革時(小選挙区導入時)は、もう一つ新しい保守政党を作ろうということだったんですけども、それがいつの間にか「保守対リベラル」という二大政党が、日本には必要だということになってますよね。そこはどうですか?
日本維新の会 馬場伸幸代表:
いや行き過ぎたリベラルの政党に、国民が期待しているかと言えば、私はほとんどしてないというふうに思いますね。
ーーだからこそ、共産党と手を組もうとした立憲に対する批判っていうのが出てくるわけですか?
日本維新の会 馬場伸幸代表:
そうですね。














