倉敷市を走る第三セクターの水島臨海鉄道で、貴重な旧国鉄時代の車両を使っての特別ツアーが早ければこの秋にも始まる見通しとなりました。

水島臨海鉄道が去年行なった車両再生のクラウドファンディングで多くの支援が集まったことから、新たな観光コンテンツとして活用しようと倉敷市が企画したものです。



特別ツアーでは倉敷市駅と水島駅との間をノンストップで走る特別列車の運行と、記念切符の発売を予定しています。また普段入ることのできない貨物ターミナル駅などへの乗り入れや、車両の撮影会なども検討されているということです。
倉敷市は事業費770万円を盛り込んだ補正予算案を、6日開会した市議会に提案し、可決されれば9月上旬のツアー開始に向け準備を進めるとしています。