28日、歌舞伎の製作を司る松竹が、自殺ほう助の罪で起訴された市川猿之助被告について、公式サイトでコメントを発表しました。

松竹 市川猿之助被告の起訴を受けたコメント



松竹は「市川猿之助に関しまして」と題して「市川猿之助に関しましては、引き続き、お客様をはじめ、関係者の皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけいたしておりますことを改めて深くお詫び申し上げます。」と謝意を示しました。

そして「本日、検察により市川猿之助が市川段四郎ご夫妻に対する自殺幇助罪にて起訴されました。」と本題に触れ、「本件が猿之助の家族内の事件であることにも鑑み、引き続き公判の推移を見守り、司法による最終的な判断がなされるまでは会社としての見解について申し上げることは差し控えさせていただきたいと存じます。」との姿勢を明らかにしました。

市川猿之助被告



また猿之助被告の所属事務所も公式サイトでコメントを発表しました。「今後は公判の推移を見守っていく所存ですが、司法による最終的な判断がなされるまでは弊社としての見解を申し上げることは差し控えさせていただければと存じます」との姿勢を明らかにしながら謝意を示しており、「この件に関する弊社所属俳優のコメントも差し控えさせていただきます」と伝えています。

この事件は今年5月、市川猿之助被告(47)が東京・目黒区の自宅から搬送され、父親の市川段四郎さん(76)と母親の喜熨斗延子さん(75)が倒れているのが見つかってその後、死亡したものです。猿之助被告は母親に続き、父親に対する自殺ほう助の容疑で警視庁に再逮捕されていました。

【担当:芸能情報ステーション】