大谷翔平選手が“異次元”の活躍です。日本時間の28日行われたダブルヘッダーで、投手としてメジャー初完封、打者として2本のホームランを放ち、チームを勝利に導きました。

エンゼルス対タイガースは、日本時間27日の試合が、悪天候で中止となったため、同28日、1日に2試合行われるダブルヘッダーが組まれました。
その第1戦。大谷は2番ピッチャーで先発登板すると、初回を三者凡退におさえ上々の立ち上がりを見せます。4回には先頭をレフトフライ。続くバッターを140キロのスプリットで空振り三振。次のバッターもスライダーで空振り三振に切って取り、ここまで1人のランナーも許さないパーフェクトピッチングで相手を翻弄します。
大谷は9回まで投げ抜いて110球、8奪三振。打たれたヒットは5回の1本のみでした。
エンゼルスは6対0で勝利し、大谷はメジャー初完封で9勝目です。バッティングは5打数ノーヒットでした。

そして第1戦終了から1時間を待たずに始まった第2戦に、大谷は2番・指名打者で出場。
2アウトランナー1塁で迎えた第2打席でした。レフトへの37号ツーランホームラン。さらに4回の第3打席には。2打席連続となる38号ソロホームラン。まさに異次元の活躍を見せます。
しかしこのホームランを打ったあと左わき腹をおさえながら走る大谷。次の打席には代打を送られ途中交代となりました。
球団によると「体のけいれん」で軽症だということです。大谷の活躍で第2戦もエンゼルスが11対4で勝ち4連勝です。