新潟アルビレックスBBが参戦しているプロバスケットボールのBリーグが、2026年以降の“将来構想”を発表しました。B2に降格したアルビBBですがその「B1」、「B2」というカテゴリーが大きく様変わりしそうです。

東京で開かれた会見では、『B革新』と題した将来構想が発表されました。

【Bリーグ 島田慎二チェアマン】
「世界一の型破りなライブスポーツエンタメを追求していきたい」

注目すべき点は、2026年からリーグの順位による昇格や降格が無くなることです。

現在は「B1・B2・B3」の3つのカテゴリーに分かれていますが、これが「プレミア」「ワン」「ネクスト」の3つとなり、成績ではなく『チームの売上高』や『観客動員数』などで分類されます。

日本最高峰と位置付ける「プレミア」では、1度にプレーできる外国人選手の制限を緩和したり、ドラフト制度を導入したりすることを検討しているということです。

会見に登壇した新潟県新発田市出身で、日本代表の千葉ジェッツ・富樫勇樹選手は…

【日本代表・富樫勇樹選手(新発田市出身)】
「この10年間のBリーグの成長を選手として幸せに思いますし、子どもたちが憧れるようなリーグを一緒に作っていけたらなと」

アルビBBは、まずはB1を目指すことになりますが、2026年以降どうなりそうかというと、直近シーズンの平均入場者数は「2361人」で新カテゴリーでは「プレミア」(4000人)どころか「ワン」(2400人)の基準も満たしていません。B1を目指すとともにブースターを増やす取り組みが求められます。