夏の高校野球新潟大会の決勝戦で劇的なサヨナラ勝ちをおさめ、初の甲子園出場を決めた東京学館新潟高校で27日に壮行会が行われ、夢舞台での活躍を願って在校生からエールが送られました。

優勝旗を手に堂々と入場してきた創部40年で初の甲子園出場を決めた東京学館新潟高校の選手たち。「フレフレ野球部」と在校生からのエールに、選手は笑顔で応えました。

【東京学館新潟 旅川佑介監督】
「後ろにいる選手たちが一生懸命やったんですが、その力を引き出したのは紛れもなく、応援してくれたみなさんの声援が私の中では全てでした」

25日に行われた高校野球新潟大会の決勝戦。
東京学館新潟は、最終回で同点に追いつき、逆転サヨナラで勝利しました。

【生徒】
「なかなか自分の出身校から甲子園に、しかも自分が通っている代で行くなんてことは本当にめったにない機会なので、応援したいなと思っています」

壮行会の後、選手たちはさっそく練習へと向かい、初の甲子園に向けて打撃フォームなどを確認していました。

【東京学館新潟 旅川佑介監督】
「彼らの一番いい持ち味の部分を全面に、あの舞台で出させるというのが、まずはひとつの目標ですし、結果はその次についてくるものだとは思いますので」

【東京学館新潟 八幡康生主将】
「どこであろうと自分たちの学館野球を甲子園ですることと、今までやってきたことを全て出し切ってメンバーで笑顔で終われるような夏にしたいです」

夏の甲子園大会は、8月6日に開幕します。