新潟県柏崎市の日本海におよそ1万6000発の大輪の花が咲きました。“越後三大花火”のひとつ、柏崎市の海の大花火大会が26日夜、4年ぶりに通常開催されました。

【来場者】
「花火のドカンって音が鳴るときが楽しみ」
「すごい迫力があるので、生で見られるということですごい楽しみ」

夕日が沈んだ日本海に打ち上げられた花火。ぎおん柏崎まつりのフィナーレを飾る「海の大花火大会」が4年ぶりに通常開催となりました。

見どころは海に向かって打ち込まれ、海面で花開く『海中空スターマイン』。
打ち込まれた花火は海に沈んだ後、花火の中の空気によって浮かび上がってきます。ちょうど海面に浮かび上がってきたタイミングで開かせられるよう、打ち上げの時間を調整しているそうです。

そして大迫力の『尺玉100発一斉打ち上げ』。
尺玉100発が1500メートルで横一列になり、一斉に打ち上がります。

去年は座席数を抑えたり、飲酒の自粛を呼びかけたりと制限がありましたが、今年は4年ぶりに制限のない“通常開催”。圧巻のスケールで色鮮やかな光が日本海と夜空を照らしていました。

なお越後三大花火の“川の長岡”長岡まつり大花火大会は8月2日と3日、“山の片貝”片貝まつり浅原神社秋季例大祭は9月9日と10に行われる予定です。