27日も気温がグングン上がり、うだるような暑さが続く東海地方。

27日の最高気温は名古屋は38.3℃となった他、岐阜市で39.4℃、愛知県愛西市で39.3℃、岐阜県美濃市で39.2℃を記録するなど、猛烈な暑さとなりました。

そんな中でも快適な保育園がありました。

愛知県長久手市にあるコロポックル長久手保育園です。

日なたに立っている記者をサーモグラフィーカメラで撮影してみると、着ているシャツの表面温度は約35℃、髪の毛は40℃以上を示しました。

そして、水遊びをしている子どもたちをサーモグラフィーカメラで撮影してみると20℃から28℃くらいの温度を示し、とても涼しそうな様子。

27日の「外遊び」の時間は暑さを少しでも和らげようと、園児約20人で水遊びです。

さらに保育園では、ことし3月にミストを設置、園児を暑さから守るため、すでに5月から利用を始めているそうです。

(保護者)
「ミストとか活用しながら、外で遊ばせられるのはすごく良い」
「だいぶ体感温度が下がるので、子どもを通わせるのにすごく安心」

この自慢の「ドライミスト」は愛知県江南市の専門会社の設計・施工によるもので、2028年までの5年間のレンタル。

微小な水滴を噴射できるのが特徴で、園児の顔にかかっても水がしたたり落ちるようなことはなく、衣服も水でビショビショになることもないといいます。

では、このドライミストの効果で、どれほど涼しくなるのでしょうか?