使われなくなった学校の机を再利用したエレキギターが完成して、福島県郡山市で披露されました。

学校の机でエレキギターをつくったのは、郡山地区木材木工工業団地協同組合です。郡山市では木のぬくもりを感じながら学んでもらおうと、学校の机の天板に県産のスギが使われています。
使われなくなったあとは回収して廃棄していましたが、SDGsの観点から再利用を考え、およそ1年をかけてエレキギターを完成させました。通常のものと比べて軽いのが特徴です。
郡山地区木材木工工業団地協同組合・伊藤正道専務理事「燃やしてしまうのではもったいない。削って傷が残ることもあるがそれが味、そういうのも楽しんでいただければ」
組合では、今後、ギターの製造体験や販売化を検討するということです。
