■MLB レッドソックス 5ー3 ブレーブス(日本時間27日、フェンウェイ・パーク)

レッドソックス・吉田正尚(30)は本拠地でのブレーブス戦に「3番・指名打者」で先発出場。メジャー最強投手のS.ストライダー(24)に抑えられて4打数無安打で打率.316となった。

ア・リーグ首位打者に返り咲いた吉田、この日、ブレーブスの先発は今季ナ・リーグトップタイの11勝を挙げ、奪三振はダントツの189個、現在メジャー最高投手と言われるS.ストライダー(24)、筋肉の付いた逞しい太ももから「太もも怪獣」の愛称で呼ばれている。

マッチョマン対決となった1回の第1打席、カウント0-1から外角低め159キロのストレートに差し込まれショートゴロ。速いボールに力負けした。

4回、無死一塁で迎えた第2打席、ここでも全てストレート勝負、カウント0-1から外角156キロのストレートにアジャスト出来ず、ファーストゴロ。ストライダーの伸びのあるストレートを攻略できない。

6回の第3打席、ストライダーと3度目の対戦、この打席は変化球2球で2ストライクと追い込まれたがカウント1-2から外角高め157キロのストレートについていきファウルで粘ったが6球目、低め139キロのスライダーに空振り三振に倒れた。

7回の第4打席、2死二塁でブレーブス2人目は2019年、阪神で40ホールドをマークしたP.ジョンソン(32)、日本時代を含めて初対戦となった吉田は1球目154キロのストレートを捉えたが痛烈な当たりもサード正面でヒットにはならなかった。吉田は4打数無安打で2試合ぶりのノーヒット、打率は.316となった。チームは3点差を逆転し4連勝、貯金は今季最多の8となった。


【ア・リーグ打率】
1位 .318 Y.ディアズ(レイズ)
2位 .316 吉田正尚(レッドソックス)
3位 .314 B.ビシェット(ブルージェイズ) 
4位 .304 K.タッカー(アストロズ)
5位 .302 J.ネイラー(ガーディアンズ)