■第105回 全国高校野球選手権 群馬大会・決勝 前橋商 3×ー2 桐生第一(27日、上毛新聞敷島球場)
前橋商が9回2死から2点を奪いサヨナラ勝ちで桐生第一を破り、13年ぶり6度目の夏の甲子園出場を決めた。
2対1で迎えた9回裏、途中出場の6番・宮西大和(3年)がショートへの内野安打で出塁する。続く7番は代打で藤森壮太(3年)が入り、初球から送りバントを成功させ2死二塁。8番・髙橋一輝(2年)がセンターへの適時打で2対2の同点に追いつくと、9番・庭野涼介(2年)がライトへのヒットで2死一、二塁とチャンスを広げた。
勢いに乗る前橋商は1番・金子蒼生(3年)が四球で繋ぎ、2死満塁。一打サヨナラの場面で、2番・斎藤隼(3年)がライトへの適時打を放ち、3対2。9回2死から3安打を集中させ逆転サヨナラで甲子園への切符をつかんだ。
≪前橋商≫
1回戦 13ー3 東農大二 5回コールド
2回戦 8ー1 高崎 7回コールド
3回戦 8ー5 高崎経済大付 5回コールド
準々決勝 3ー2 前橋育英
準決勝 10ー2 樹徳
決勝 3×ー2 桐生第一