青森県内では水の事故が相次いでいます。アメリカ軍三沢基地内にある小川原湖畔のビーチで25日行方不明になっていた8歳の男の子とその母親の死亡が26日までに確認されました。
また深浦町では、海岸で泳いでいた男性の死亡が26日発表され、3日間で3人が亡くなっています。
アメリカ軍三沢基地内の小川原湖畔のビーチでは25日正午前に、「溺れている人がいる」と消防へ通報があり、警察や消防、それにアメリカ軍が捜索したところ、26日朝、ビーチ近くの水中で38歳の女性の遺体が見つかりました。
警察によりますと、女性は、このビーチの周辺で25日、行方不明になって救助され亡くなった8歳の男の子の母親と確認されました。
男の子は、小学生のホワイトビリー・レイジュニアさん、母親はホワイト直子さんです。警察は、当時の状況や男の子と母親が亡くなった原因を調べています。

また、鰺ヶ沢警察署は26日、深浦町の岡崎海岸で24日午後に1人で泳いでいた弘前市藤代の理容店経営・高杉秀樹さん(58)が海底に沈んだ状態で発見され、死亡したと発表しました。
高杉さんは、友人と3人で遊びに来ていましたが、当時は1人で泳いでいたということです。この近くには、監視員がいる海水プールがありますが、高杉さんが泳いでいた場所は、遊泳禁止ではないものの岩の影となって、監視員からは見えませんでした。