闇バイトの危険性を知ってもらおうと警察が高校生に直接、呼びかけると共にサッカーの親善試合を25日に行いました。
参加したのは甲府南高校など甲府市内5つの高校のサッカー部です。
試合の前に南甲府警察署の大森仲署長が高校生に夏休み期間にトラブルに巻き込まれないよう特に闇バイトに注意を呼びかけました。

闇バイトを巡っては甲府市中心街の貴金属店に入った強盗の容疑者の1人が「闇バイトで集まった」と供述しています。

警察によりますと闇バイトはSNSやインターネット掲示板で「短時間で高収入が得られる」などと甘い言葉で募集し、応募すると送ってしまった身分証から脅されて逮捕されるまで組織から抜けることができないと注意を呼びかけています。


この日、会場では高校生がパトカーの乗車体験や警察官の制服を着用したり実際に手錠をかけたりして警察の業務に触れていました。

また、サッカーの親善試合も行われました。
この内、南甲府署を中心にした県警チームと甲府商業の試合は2対1で甲府商業が勝利しました。