将棋の藤井聡太七冠が3連勝で防衛に王手をかけるか。
佐々木大地七段の挑戦を受ける「王位戦七番勝負」の第3局2日目が北海道・小樽市で始まりました。

藤井七冠が棋聖戦から続いて佐々木七段の挑戦を受ける「王位戦七番勝負」。
25日から北海道・小樽市の老舗旅館で行われている第3局は、26日午前9時ごろ藤井七冠が封じた61手目が開けられ、対局が再開しました。
王位戦は先に4勝すればタイトル獲得となりますが、藤井七冠は開幕から2連勝。
26日に勝てば「王位」4連覇に王手をかけます。
戦いの舞台は、ことし国の登録有形文化財に指定された「銀鱗荘」です。
江戸時代から昭和初期にかけて北海道の西海岸はニシン漁で栄えました。

「銀鱗荘」は、そのニシン漁で財を築いた大網元の邸宅を移築したもの。
小樽のシンボルです。


(小樽市内で街頭インタビュー)
「銀鱗荘を選んでくれたのが嬉しいです」
「日本の本当の良さというものが畳ひとつ、ドアのひとつにまで込められている。(歴史の)重みというか」
前人未踏の八冠制覇という歴史的偉業が期待される藤井七冠の対局に、小樽の街は盛り上がっています。

(小樽市内で街頭インタビュー)
「おやつタイムに何を食べるんだろう。気になります」
「小樽の何を食べるかな。おいしいものがいっぱいあるから(楽しみ)」
「何を選ばれるのでしょうね、私はわからないけれど。どんなものを選んでも嬉しい」
