■第105回全国高校野球選手権 茨城大会・決勝 土浦日大5ー3霞ケ浦(26日、ノーブルホームスタジアム水戸)
土浦日大が霞ケ浦を5対3で破り、5年ぶり5度目の夏の甲子園出場を決めた。3点を追う9回に一気に7安打を集中し5点を奪い逆転した。
土浦日大は8回まで霞ヶ浦のエース、ドラフト注目の木村優人(3年)に8回まで無得点に抑えられていた。それでも9回、先頭の7番・伊藤がヒット、続く飯田はツーベースを放ち、無死二・三塁から代打・赤岡は空振り三振に倒れるも1番・中本がセンターへ2点タイムリーを弾き返し1点差に迫る。
続く太刀川はヒットも後藤は左飛で2死一・二塁と追いつめられるが4番・香取がライトへタイムリーを運び、3対3の同点に追いつく。さらに松田がライトへタイムリーを打ち返し、続く鈴木もライトへタイムリーを放ち、一挙、5点を奪い逆転に成功する。
2点リードで9回裏、エース・藤本に代わり、伊藤彩斗(3年)がマウンドに上がると、落ち着いたピッチングで3者凡退に打ち取り、鮮やかな逆転劇で勝利した。
≪土浦日大≫
2回戦 8ー1 水海道一 8回コールド
3回戦 18ー0 勝田 5回コールド
4回戦 7ー0 境 8回コールド
準々決勝 4ー1 東洋大牛久
準決勝 6ー2 常磐大
