三重県紀北町で地元特産の漬物「くき漬け」作りが最盛期を迎えています。

シャキシャキとした食感が特徴の紀北町の郷土料理「くき漬け」は、サトイモの一種で夏に旬を迎える「ヤツガシラ」のくきの部分を塩とシソで漬け込んで作られます。

13年前から「くき漬け」を製造している地元のNPO法人では、従業員らができあがったくき漬けを俵の形に結んで出荷する作業に追われています。

ことしは、天候に恵まれてヤツガシラの生育も良く、2022年より2割ほど多い約500キロの出荷を見込んでいます。

「くき漬け」作りは8月上旬まで続き、紀北町内にある「道の駅」などで販売されるということです。