25日、趣里さんが主演を務める塚本晋也監督の映画最新作「ほかげ」が、第80回ヴェネチア映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に出品されることが、映画祭主催者側より発表されました。
映画「ほかげ」は、同じくかつてヴェネチア映画祭コンペティション部門に出品された「野火」(2014年)「斬、」(2018年)の流れを汲み「戦争を民衆の目線で描き、戦争に近づく現代の世相に問う」というテーマを持つとのことです。オリゾンティ・コンペティション部門とは「新鮮で革新的な作品で構成される」とのことで、ヴェネチア映画祭のオリゾンティ部門最高賞を獲得した「KOTOKO」(2011年)以来の塚本晋也作品受賞が期待されています。
出品に際して監督の塚本晋也さんは「こうしてまた、最古の映画祭に呼んでいただけること、たいへん光栄に思います」と喜びのコメントを寄せ「終戦後の片隅に生きる人々の祈りが、ヴェネチアの皆さんにも届くことを願っています」と語っています。
また主演の趣里さんは「戦後の日本を舞台にしたこの作品がヴェネチアの皆様の目にどう映るのでしょうか。今からとても楽しみです」そして共演の森山未來さんは「個人的には初めてのヴェネチア映画祭への参加がこの作品であることを心から嬉しく思います」とコメントしています。
第80回ヴェネチア映画祭は審査委員長に「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督を迎え、現地時間8月30日から9月9日にかけて開催される予定です。
また「ほかげ」は11月25日より全国順次公開の予定です。
【担当:芸能情報ステーション】














