新潟県内は25日も厳しい暑さとなりました。こうした中、新潟県津南町に住む90代の男性が熱中症の疑いで死亡しました。26日も長岡市では猛暑日となる見込みで、熱中症に警戒が必要です。

強い日差しが照り付けた25日の新潟県内。
上越市の釜蓋遺跡公園では「太陽の花」とも呼ばれるひまわりが青空に映えて、これぞ夏という風景が広がりました。
【街の人】
「梅雨が明けたら、急に暑くなったからたまんない」
「とりあえず帽子とスポーツドリンク持ってきた」

25日の新潟県内は午前中には28の観測地点全てで30℃以上の真夏日となりました。その後も気温はぐんぐん上がり、日中の最高気温は新潟市秋葉区で36.1℃と猛暑日に。また、新潟市中央区で34.6℃、村上市で34.3℃など8つの地点で、今年一番の暑さとなりました。

こうした中、消防によりますと津南町に住む96歳の男性が熱中症の疑いで死亡しました。このほか、新潟県内では19人が熱中症の疑いで病院に運ばれたということです。

新潟地方気象台によりますと、26日も県内は高気圧に覆われ暑い日となりそうです。ただ、湿った空気の影響で昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて雨や雷雨が激しく降るところがありそうです。26日日中の最高気温は長岡市で35℃の猛暑日、新潟市中央区や上越市高田で34℃などと予想されています。