ジャニー喜多川氏からの性被害を複数の元所属タレントが訴えている問題で、来日中の国連人権理事会の専門家が、きょう元所属タレントへの聞き取りを行います。

ジャニー喜多川氏からの性被害をめぐっては、これまでに元ジャニーズJr.などジャニーズ事務所の所属タレントだった複数の男性が被害を証言しています。

こうした中、来日中の国連の専門家がきょう、今月新たに発足した「ジャニーズ性加害問題当事者の会」のメンバーとなっている元ジャニーズJr.の男性らに、東京都内で聞き取りを行うことがわかりました。非公開で行われます。

聞き取りを行うのは、国連人権理事会にある「ビジネスと人権」の作業部会の専門家で、今月24日から来月4日までの日程で日本を初めて公式訪問しています。

人権をめぐる日本政府と企業の取り組みについて調査を行うことを目的としていて、その一環として元ジャニーズJr.の男性らからの聞き取りも行うということです。来月4日にはこの専門家による記者会見が予定されています。