2024年7月26日から8月11日まで開催されるパリ・オリンピックまで約1年。
出場めざすアスリート、鶴野怜樹選手の強みと魅力に迫ります。
◆強みは「一瞬のスピード」
2023年、福岡大学を卒業しアビスパ福岡に正式加入したルーキーの鶴野怜樹選手。身長は162センチ、体重は68キロと小柄ですが主にフォワードとして、ここまでリーグ戦10試合に出場しアタッカーとしての存在感を発揮しています。
アビスパ福岡 鶴野怜樹選手
「自分の強みは『一瞬のスピード』 もっと点をとったりアシストするためには、これを磨いていかないといけないと思っています」
2023年4月の川崎戦では途中出場ながら持ち前のスピードを活かし、リーグ戦初ゴールを記録。得点感覚の高さを見せつけました。
◆ギリギリの参加資格 「目の前にチャンスがあるんだ」
パリオリンピック・男子サッカーの参加資格は「2001年1月以降に生まれた選手」
2001年1月26日生まれの鶴野選手はギリギリ含まれます。2023年4月、初めてパリオリンピックの代表候補リストに名を連ねました。
アビスパ福岡 鶴野怜樹選手
「前回東京オリンピックが終わってから調べてみたら自分がギリギリ入っているというのがわかりました。本当に目の前にチャンスがあるんだなと思いました」
◆大学時代の監督が目を見張った「スピード」
鶴野選手の才能を見出したのは、これまで100人近くのJリーガーを輩出してきた、福岡大学サッカー部の乾眞寛監督です。大学時代は度重なるケガに悩まされましたが、ゴールへの嗅覚とスピードは目を見張るものがあったと言います。
福岡大学サッカー部 乾眞寛監督
「陸上競技のようにヨーイドンで走る、その意味のスピードではなくて、相手の逆を取るのが上手なんですよね。九州福岡大学のグラウンドから日本を代表する選手が出ているというのは、当然誇らしく思うし、ここから世界に向かって戦いに挑んでほしい」
◆卒論は「アビスパJ1定着の条件」
大学では周囲の信頼も厚く、4年生の時にはキャプテンを務め部員110人の大所帯をまとめました。卒業論文のテーマは「アビスパ福岡」
福岡大学サッカー部 乾眞寛監督
「『アビスパがJ1で定着するための条件』という卒論を書いたんですね。自分が入ることはそこに新たな攻撃のバリュエーションを加えることだというのを卒論で出しているので、もっともっと、そこにゴールという答えを積み重ねてほしいです」
代表入りを目指す上で刺激になっているのが現在福岡大学4年で、「特別指定選手」としてアビスパでプレーしている重見柾斗選手の存在です。去年までは大学でもチームメイトで、重見選手も22歳以下の日本代表候補に選ばれています。
アビスパ福岡 鶴野怜樹選手
「シゲは大学の時からとても仲良くて、ジャンプ2人で公園行って1対1とかして、切磋琢磨してきた仲」
◆「チャンスを掴まないともったいない」
パリオリンピックまで1年、スピードと鋭いドリブルを武器に熾烈な代表争いに生き残る覚悟です。
アビスパ福岡 鶴野怜樹選手
「目の前にチャンスがあると思っていますので、これを掴まないともったいないと自分自身思っているので、本気でこのチャンスを掴みにいきます」
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