25日朝、名古屋市中区のビルの駐車場から泡状の消火剤が噴き出し、付近の道路にまで広がりました。
消火装置の誤作動が原因とみられています。

25日午前8時前、中区丸の内の路上で、近くを通りかかった人から「建物から泡が噴き出て道路に広がっている」と警察に通報がありました。

警察によりますと、この泡は火事の際に自動で噴き出す仕組みの消火剤で、愛知県農業共済会館の1階の駐車場から漏れ出しました。

(職員)
「泡を外に放出しようと思って、シャッターを開けてしまった。そうしたら道にいっぱい出てしまった」

現場に駆けつけて付近の状況を確認した業者によりますと、暑さにより消火装置が誤作動した可能性もあるということです。

けが人はいませんでしたが、愛知県農業共済会館の職員約20人が周辺の片付けに追われました。