高校女子バドミントン。
全国から強豪校が集まり、真剣勝負を繰り広げるアデリーカップが、きょう山口県柳井市で開幕しました。

アナウンサー「インターハイ常連校の青森山田など、そうそうたる強豪校が柳井市に集まりました。インターハイの前哨戦ともいえるこのアデリーカップ、優勝をつかむのはどの高校でしょうか」

現在、全国高校選抜3連覇、インターハイ2連覇と国内では“敵なし”状態の柳井商工高校女子バドミントン部。
大会は、その姿を市民に見てもらおうと、学校と市内のギフト販売会社アデリーが協力して、今年初めて開催されました。

当初は西日本の大会の構想でしたが、「全国の強豪と戦いたい」というチームの思いから東日本にまで規模を広げ、28校・292人が参加する大規模な大会となりました。

柳井商工高校・竹光唯至監督「1番は選手が一生懸命やる姿や積み重ねてきたものを、バドミントンを知らない人たちにも見てもらいたい。そこで何かを感じてもらえる大会にしたい」

全国各地から集まった高校生に市の魅力を伝えようと、開会式も盛大です。

青森山田高校の選手「町並みの景色が白い壁で、青森にはない歴史的なイメージがあります」
四天王寺高校の選手「金魚のちょうちん祭りがすごいきれいだなと思ったので、行ってみたいなと思った」

開会式は和やかなムードで終えましたが…試合が始まると雰囲気は一変。

学校対抗に出場の多くがインターハイにも出場するということで、本番を想定した真剣勝負が幕を開けました。
大会はきょうから今月28日までで、あすは学校対抗の決勝まで。

柳井商工は1回戦、2回戦を順当に勝ち進んでいます。
あさって以降に、ダブルスとシングルスが予定されています。