全国高校野球山梨大会は24日決勝が行われ、東海大甲府が6対2で駿台甲府を破り、8年ぶり14回目の夏の甲子園出場を決めました。

決勝まで全ての試合で10点以上を挙げた東海大甲府と、センバツ優勝の山梨学院を破り、初の甲子園出場を目指す駿台甲府。

試合は初回から動きます。
東海大甲府はランナーを1人置き3番、キャプテンの兼松、今大会3本目のホームランで2点を先制します。

これに対し駿台甲府は3回に1点を返し、なおも満塁のチャンスに4番杉田の押し出しのデットボールで同点に追いつきます。
しかしその後は2者連続三振で逆転することはできません。

2対2で迎えた6回、東海大甲府は駿台甲府2番手の末木投手を攻め、7番窪田の2ベースヒットで勝ち越しに成功します。
さらに3本のタイムリーヒットを集め、この回一挙4点を奪い突き放します。

駿台甲府は最速151kmのエース平井が7回から登板し、味方の反撃を待ちます。しかし東海大甲府の先発・長崎は4回以降、つけ入るスキを与えません。

東海大甲府が6対2で駿台甲府を破り、8年ぶり14回目の夏の甲子園出場を決めました。

東海大甲府 兼松実杜主将:
中盤まで2対2でどっちに転ぶかわからない状態で、次の点を意識して(6回に)打線がつなげてよかった。自分たちの目標は全国制覇、一戦一戦粘り強さを意識して戦っていきたい。

全国高校野球選手権は8月6日に開幕します。