2日の家宅捜索では3人の自宅から、人の頭の部分が見つかり、その後、殺害されて首を切断された男性のものと判明しました。
見つかった頭の部分は、腐敗がすすんでいましたが、歯形で男性と確認したということです。
捜査本部によりますと、現場のホテル客室に男性と一緒に入ったのは、田村瑠奈容疑者で、父親の修容疑者は入っていないとみられています。
田村瑠奈容疑者は、父親の修容疑者、母親の浩子容疑者との3人暮らしで、捜査本部は、24日朝から札幌市厚別区の自宅を家宅捜索を続けています。

家宅捜索では、人の頭のほかに、スーツケースとみられるものなども押収されています。
事件現場のホテルなどの防犯カメラには、瑠奈容疑者とみられる人物が、スーツケースを持って出入りする様子が映っていたことから、捜査本部は、犯行に使われたものかどうか、裏付けを進めています。
事件は2日午後、札幌市のススキノのホテル2階の客室の浴室で、頭部がない全裸状態の男性の遺体が見つかり、発覚。

男性は司法解剖の結果、体に刃物で刺された致命傷があり、死因は出血性ショック、殺害された後に首を切断されていました。