夏の高校野球新潟県大会は25日、甲子園の切符をかけて東京学館新潟と中越が対戦することになりました。準決勝2試合を振り返ります。

準決勝第1試合は、ともに甲子園初出場を目指す「北越」と「東京学館新潟」の対戦でした。


0対0で迎えた3回表。北越は2アウト・満塁のチャンスをつくりバッターボックスには7番・佐藤。

東京学館先発・鈴木の135キロの真っ直ぐにバットは空を切ります。その裏、東京学館は相手の守備の乱れなどから3点を先制します。さらに5回裏…

渋川のソロホームランで追加点。

その後も学館打線は止まらず6得点。

投げては、先発 須貝、二番手 涌井の継投で北越打線を0に抑え、東京学館が4年ぶりの決勝進出を決めました。

第2試合は初の甲子園を狙う「加茂暁星」と12回目の出場を狙う「中越」。

先制したのは加茂暁星でした。初回、守備のミスから一気に2点を先制します。

しかし、2回裏には中越が一気に同点に追いつくと…

2アウト・満塁の場面でバッターボックスには2番・大矢。

走者一掃のタイムリーツーベースヒットで逆転に成功!

その後も試合を有利に進めた中越、8回コールドで決勝進出を決めました。

継投術が光る「東京学館新潟」は勝てば甲子園初出場、絶対的エース「野本」を擁する「中越」は5年ぶり12回目の甲子園出場を狙います。決勝は、25日午前10時プレーボールです。