■MLB レッドソックス 8ー6 メッツ(日本時間23日、フェンウェイ・パーク)
レッドソックス・吉田正尚(30)は本拠地でのメッツ戦、第2試合に「2番・レフト」で先発出場。今季9度目の3安打を放ち、4打数3安打で打率は.319、ア・リーグ単独首位打者に立った。
前日の22日(日本時間)、メッツの千賀滉大(30)との直接対決で2打数無安打だったが降雨の為、サスペンデッドとなった。急遽、変則ダブルヘッダーとなった第1試合、4対3とメッツリードで4回裏1死から再開された試合、吉田の第3打席は四球、第4打席はファーストゴロで3打数無安打に終わった。
第2試合では「2番・レフト」で先発するとメッツの先発、サイヤング賞3回、最多勝4回のM.シャーザー(38)から第1打席に鮮やかな流し打ちでレフト前ヒットを放ち、ア・リーグ打率トップのレイズ・Y.ディアズに.316で並んだ。
そして、3回の第2打席ではピッチャー強襲の内野安打で2打席連続ヒット、今季38度目のマルチヒットでア・リーグ首位打者に立った。
5回の第3打席は強烈な当たりもファースト正面のゴロ、7回の第4打席はレフト前ヒットを放ち今季9度目の3安打をマーク、さらに今季8個目の盗塁にも成功した。吉田は4打数3安打で打率は.319、単独でア・リーグ首位打者に立った。2004年、マリナーズのイチロー以来、日本人選手2人目の首位打者に期待がかかる。
レイズのY.ディアズ(31)はオリオールズ戦で3打数無安打、ブルージェイズのB.ビシェット(25)はマリナーズ戦で5打数無安打に終わっている。
そして、ア・リーグ首位打者争いで.350で規定打席目前だったレンジャーズのC.シーガー(29)は22日(日本時間)のドジャース戦でヘッドスライディングをした際に右手親指を突き指して故障者リスト入りとなった。
【ア・リーグ打率】
1位 .319 吉田正尚(レッドソックス)
2位 .316 Y.ディアズ(レイズ)
3位 .312 J.ネイラー(ガーディアンズ)
4位 .311 B.ビシェット(ブルージェイズ)
5位 .302 大谷翔平(エンゼルス)
K.タッカー(アストロズ)