■MLB エンゼルス 7ー5 パイレーツ(日本時間24日、エンゼル・スタジアム)

エンゼルス・大谷翔平(29)が本拠地で行われたパイレーツ戦に「2番・指名打者」で先発出場。メジャー6年目でパイレーツ戦初アーチとなる36号ホームランを放つなど3打数1安打1本塁打1打点1四球で打率は.302となった。

前日23日(日本時間)は珍しくベンチでイライラを爆発させた大谷、14打席ノーヒット中となかなか思うようなバッディングが出来ない中、1回の第1打席、パイレーツの先発は今季9勝を挙げ、オールスターにも出場したM.ケラー(27)、カウント3-2から内角低め148キロのカットボールを完璧に捉え飛距離は124メートル、打球速度は182キロ、打球角度は19度、わずか3.9秒でフェンスオーバーとなった超低空の36号ホームラン。15打席ぶりのヒットが会心の一撃、メジャー6年目でパイレーツ戦初アーチ、大谷は23球団からホームランを放った。

3回の第2打席は外角低め146キロの高速チェンジアップに空振り三振、5回、第3打席のスタンバイをしていると9番・A.ベラスケス(29)がライトスタンドへ今季1号ホームランを放つと、続く1番・L.レンヒーフォ(26)もライトへ2者連続のホームラン、そして、2番の大谷が打席へ。3者連続アーチも期待され本拠地ファンからは「MVPコール」が沸き起こったがストレートの四球、スタンドはMVPコールから大ブーイングとなった。

6回、第4打席はパイレーツ2人目、A.ペルドモ(29)と対戦。カウント2-2から内角高めのボール球を振ってしまい空振り三振に倒れた。大谷は3打数1安打1本塁打1打点1四球で打率は.302、エンゼルスは4本のホームランで快勝、貯金を2に戻した