少子化対策を掲げる政府のPRイベントに岸田総理が出席し、子育て中の人たちの悩みなどに耳を傾けました。

元サッカー選手 丸山桂里奈さん
「子どもが泣いてしまって困ってしまうので、どこまでも(新幹線ではなく)やっぱり車で行ってしまう」

自閉症の子を持つ動画クリエイター HikariKizunaTVさん
「(子どもを預けられる)ショートステイがいつでも入れるような状態だと、すごくありがたいなと思います」

政府は、社会全体で子育てを応援する機運を高めようと、「こどもまんなかアクション」と呼ぶ政策を進める考えで、きょうのイベントでは、「赤ちゃんが泣いてもOK」とうたう博物館などが紹介されました。

岸田総理
「子どもとともに過ごす時間が私たちにとって、いかにかけがえのないものなのか。こんなことを強く感じさせてもらいました」

岸田総理は自らの子育て経験にも触れて、「強い気持ちとスピード感を持って子育て政策に取り組む」と強調しました。