陸上の世界トップ選手が集うダイヤモンドリーグのモナコ大会が日本時間22日に行われ、男子棒高跳の A.デュプランティス (23、スウェーデン)や400mハードルのK.ワーホルム(27、ノルウェー)、女子中長距離の F.キピエゴン(29、ケニア)など世界記録を持つメンバーが揃った。
男子棒高跳で東京五輪と昨年の世界陸上オレゴンの金メダリスト・デュプランティス は5m42、5m62をパス。最初のジャンプとなった5m72を余裕を持って一回でクリアした。続く5m82をパスし挑んだ5m92は足がバーにぶつかり2回失敗。3回目をパスしたが6m02はバーを越えることができず、まさかの4位に終わった。
今季、負けなしのデュプランティスだったが、世界陸上1か月を切った今大会で結果を残すことができなかった。
【デュプランティス 今季のダイヤモンドリーグ】
オスロ大会(6月16日)優勝 6m01
ストックホルム大会(7月2日)優勝 6m05
シレジア大会(7月17日)優勝 6m01
モナコ大会(7月22日)4位 5m72
女子1マイル(約1609m)ではケニアのキピエゴンが4分07秒64の世界記録で優勝した。1500m、5000mと合わせて3つ目の世界記録となった。キピエゴンは最初の500mを3番手につけ様子を伺うかたちとなったが1000mを過ぎると一気に加速。2位に大差をつけ圧勝した。
男子400mハードルで世界記録を持つK.ワーホルム(27、ノルウェー)は最初のハードルでトップに立つと、そのまま逃げ切り今季最高タイムとなる46秒51をマークし優勝した。