全国行脚の第一弾として岸田総理は、栃木県にあるワインを製造する障害者支援施設を訪れ、「就労支援は障害のある人にとっては生きがい、家族にとっては希望」と語り、政府として環境整備に努めると強調しました。
岸田総理
「これ、作業されている方の年齢は?」
岸田総理は、きょう全国行脚の第一弾として栃木県を訪れ、ワイン製造を行う障害者支援施設を視察しました。
岸田総理
「今の障害者の皆さんがそれぞれ生活し、働いていく中で感じていること、また支援されている方、あるいはご家族の方が感じられていること、ぜひ率直にお聞かせいただきたいと思っております」
大澤季絵さん(施設の利用者家族)
「(職場に近づくと)表情がかわるときがあって仕事モードなのか。彼なりに自立心が芽生えてるんじゃないかな」
ヘイコーパック株式会社代表取締役 鈴木健夫さん
「制度が整備されても、やっぱりお互いに思い合う心が大元になければ、それはほんとうの意味で運用されていかないんじゃないか」
長谷川仁美さん(医療的ケア児の家族)
「ひとりひとりの状態を各市町村に把握してもらい、療育手帳は細かく分類されているので、心身障害者支援手帳も細かく振り分けて欲しい」
岸田総理は、障害のある人や、家族、支援者から様々な意見に耳を傾けたうえで、ワイナリーでの視察の成果を生かしていく意向を示しました。
岸田総理
「就労支援っていうのは障害のある方にとっては、それが生きがいでありますし、またそれを支える家族の皆さんにとっては、それは未来に対する希望でありますので、この生きがいや希望をより大きくするためにも、政府や、あるいは自治体として、環境整備にしっかり努めていきたいと思います」
注目の記事
《網走監獄》囚人が隠したメモの正体 書かれていたのは意外な内容 なぜ隠したのか?数少ないヒントから人物像を追う

「強く抱きしめると痛いのでは…そっとなでることしかできなかった」 顔には多数のあざや傷、血で固まった髪の毛 金目的で男3人に拉致、殺害された一人娘 【2007年・闇サイト殺人事件 前編】

県道から丸見えでも「タオルなし」“日本一恥ずかしい露天風呂” の正体 熊本県南小国町の満願寺温泉『川湯』

命を奪われる前夜の電話「たわいもない会話が、今では愛おしくてたまりません」20歳の大学生、飲酒ひき逃げで亡くなった…父親が手記

売春地帯から少女たちを救え 人身売買の実態…救出の一部始終、アジア各国から数万人の女性が毎年インドへ【報道特集】

「手相が変わる」ってホント? 運勢をみるだけじゃない!手相が示す健康状態と生活のクセ「医学」と「占い」それぞれの解釈









