石川県七尾市の老舗和菓子店が、地元の特産野菜「中島菜」を使った水ようかんを開発しました。

中島菜の水ようかん「大地の恵(えみ)」は、創業125年以上の「御菓子処 花月」がJA能登わかばと共同開発したもので、中島菜の粉末が練り込まれています。

御菓子処 花月 通 文子女将「のどごし、食べてつるっとしてもっちりという感じで誰でも中島菜が入っているなと分かる感触を大切にしたいと思って仕上げた」

中島菜の他にも能登島産の塩を使った水ようかんもあわせて開発し、世代を超えて楽しめるよう、ホットドッグパンにはさんだり、ホイップクリームを載せてケーキ風にアレンジした食べ方も提案しています。

JA能登わかば中島菜生産者部会 青木 靖副部会長「漬物などで食べられることが多いですが、地元の菓子屋とコラボで菓子を作ってもらう、多くの方に中島菜をもっと知ってもらう良い機会」

七尾市のふるさと納税の返礼品に選ばれていて、知名度アップと消費の拡大が期待されています。