球児たちが熱戦を繰り広げる全国高校野球岡山大会もいよいよ大詰め。梅雨明けの夏空のもと準々決勝2試合が行われこの夏のベスト4が出揃いました。
今年創部40周年の玉野光南と120周年の岡山東商がベスト4をかけて戦いました。2回、玉野光南はピッチャーの8番小玉が初球を逆方向に上手く弾き返し先制します。さらに3回、2アウト2塁3塁の場面でまたも小玉。ライトオーバーの2点タイムリースリーベースで岡山東商を突き放します。
エース小玉は投げても相手を圧倒しました。5回を2安打に抑えるピッチングで相手打線を完封。エース小玉・投打の活躍が光り、玉野光南が10-0で岡山東商を下し、ベスト4進出を決めました。
(玉野光南 小玉寛投手)「自分で援護できたので、ピッチングでもとても気が楽になって思い切って腕を振ることができた。絶対にベスト4を勝ち切って決勝に進めるよう頑張りたい」
また、おかやま山陽と就実の準々決勝は、就実が4点をリードされ迎えた2回、6番の頓宮。レフトポール際へのソロホームランを放ちます。そして7回にも再び頓宮。さらに9回には1番田淵も。大会最多タイ記録に並ぶ1試合3本のホームランを放った就実でしたがあと一歩及ばず。最後はおかやま山陽のエース井川が抑え、6-4で勝利しベスト4進出を果たしました。

準々決勝を勝ち抜いた4校が、あさって(23日)日曜日に決勝の座をかけて戦います。