夏の高校野球大分県大会は準々決勝の2試合が行われ、3連覇を目指す明豊と初の甲子園を目指す大分舞鶴がベスト4進出を決めました。
第1試合は第1シードの明豊が、3回戦の逆転サヨナラ勝ちで勢いに乗る鶴崎工業と対戦しました。試合は2回表1アウト3塁2塁から8番・松尾の内野ゴロの間に3塁ランナーがホームイン。鶴崎工業が1点を先制します。
しかし明豊は直後の2回ウラに同点に追いつくと、さらに1アウト3塁から2番・義経がライト前にタイムリーヒットを放ち、2対1と明豊が試合をひっくり返します。
両チーム得点を加えて迎えた5回ウラ。明豊は5番・石田がライトスタンドに大会第5号のソロホームランを放ちリードを広げます。
このあと鶴崎工業の反撃を森山から中山の投手リレーでしのいだ明豊が6ー2で勝ちベスト4進出を決めました。
(明豊・森山塁投手)「苦しいマウンドではあったんですけど自分がマウンドに立っている以上はしっかり相手を抑えていいチームの流れに乗っていけるように投げました。また次の試合も頑張りたいと思います」
第2試合は去年まで夏の大会3年連続準優勝の大分舞鶴と創部以来初のベスト8に進出した大分国際情報が対戦しました。試合は1ー1の同点で迎えた2回表。舞鶴は1アウト満塁から2番・糸永が押し出しのフォアボールを選び1点を勝ち越すと、さらにこの回4点を加え、序盤で試合を大きくリードします。
国際情報は5回ウラ1アウト3塁2塁から5番・中倉が犠牲フライを放ち1点を返しますが反撃もここまで。9ー2で大分舞鶴が勝ちました。
明豊と大分舞鶴は24日の準決勝第1試合で対戦します。22日は準々決勝、大分商業ー柳ヶ浦、津久見ー大分の2試合が行われます。