日本政府はあさってから中国向けの半導体製造装置の輸出を厳格化します。アメリカと足並みをそろえた格好ですが、半導体をめぐる中国包囲網が狭まる中、“北京の秋葉原”では異変が起きていました。
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「AIで顔を変えるよ、瞬きしちゃダメ。とってもスムーズでしょ?」
カメラに映る人の顔が一瞬で変わります。さらには…
解説
「『狭い路地にとまっている飛行機』と入力すると…この通りです」
データを入力するだけで絵が完成。これらはすべて、AI=人工知能によるものですが、今、このAIに欠かせない半導体を作っているアメリカのメーカーが世界で注目されています。それは…
NVIDIA ジェンスン・ファンCEO
「エネルギーの源はAIだ」
台湾出身のジェンスン・ファンCEOが率いる「NVIDIA(エヌビディア)」。AI用半導体で世界シェアの実に8割を占めています。
ところが、中国では…
記者
「こちらは北京の秋葉原と言われる市場なのですが、このように電子機器を扱うお店がたくさん並んでいます」
「たいていの電子機器部品ならここで手に入る」とも言われる“北京の秋葉原”。NVIDIAの半導体を扱っているか聞いてみると…
電子機器販売店の店員
「そんな(AI)専門製品はないよ。アメリカの輸出制限のせいだね」
関係者によると、“先月末、アメリカ政府がAI用半導体の中国への輸出に新たな規制の導入を検討している”と報じられて以降、“買い占めが起きたのか、価格が急上昇しました”。
電子機器販売店の店員
「供給がひっ迫している。サーバーを作っているような会社ならストックしている可能性はあるけど、価格は数倍になったようだ」
アメリカは「軍事転用のおそれがある」として中国への先端半導体の輸出規制を強化していますが、それに足並みをそろえる形で、あさってから日本も先端半導体の製造装置23品目について、中国への輸出の際の手続きを厳しくすることを決めています。
日中外交筋は「軍事転用のおそれがないと確認できれば輸出は許可されるため、中国への影響は限定的」としています。ただ、中国側はますます半導体の入手が困難になることから“死活問題”と捉えており、今回の措置は日中関係のさらなる課題となりそうです。
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