奈良時代の陸奥国府多賀城の創建期に屋根の瓦を供給していた宮城県大崎市の「大吉山瓦窯跡(だいきちやま・かわらがまあと)」から燃料生産のためとみられる木炭を焼く窯の跡が初めて見つかりました。
大崎市古川にある「大吉山瓦窯跡」は国指定の史跡で、県多賀城跡調査研究所などが今年5月から窯跡全体の規模や構造などについて調査を進めてきました。

その結果、トンネル状に掘ってつくった3基の窯跡などが見つかり、このうち、1基が木炭を生産していた窯であることがわかりました。

窯の大きさは、長さ5.5メートル、幅1.7メートルで、多賀城創建期の窯跡群から木炭の窯跡が見つかったのは初めてです。
県多賀城跡調査研究所 古田和誠副主任研究員:
「木炭を何のために使ったということはこれから考えないといけないが、その一部は瓦を焼くための燃料として使ったと考えている」

また、窯などからは平瓦や丸瓦なども出土しました。この「大吉山瓦窯跡」は22日、午前10時と午後2時に一般公開されます。














