夏の高校野球大分県大会は20日、3回戦の3試合が行われ、ベスト8が出そろいました。

第2試合は第2シードの津久見と日田林工が対戦。ともに甲子園出場経験のある実力校です。試合が動いたのは3回裏。津久見は1アウトから3番・黒木が右中間を破るスリーベースヒットで出塁するとバッターは4番・井上。打球はライト前に落ちてタイムリー、1点を先制します。続く5番・江川野にもタイムリーがうまれ、2ー0とリードした津久見はさらに5回裏。ヒット3本にスクイズを絡めて4点を追加し、6ー0と試合を優位に進めます。

日田林工も終盤の8回表。2アウト満塁のチャンスを作りますが、3番・江口がライトフライに倒れ、得点をあげられません。津久見は4人の投手の継投でこのまま日田林工に得点を許さず6ー0でベスト8進出を決めました。

(日田林工・佐藤佑太主将)「災害にあった人たちのためにも頑張ろうとみんなで話していたので、勝つことはできなかったですが、良い姿は見せられたんじゃないかなと思います」

(津久見・黒木大生主将)「きょうの試合に勝って浮かれていては次の試合でやられると思うので、また明日から練習を頑張っていきたい」

第1試合は9ー0の8回コールドで柳ヶ浦。第3試合は5ー1で大分高校が勝ち、ベスト8が出そろいました。21日は明豊ー鶴崎工業、大分舞鶴ー大分国際情報の2試合が予定されています。