LINEで持ちかけられた2つのウソの投資話を信じ、富山市に住む60代の女性が約3000万円をだましとられていたことがわかりました。
被害者の女性は投資情報を集めていて、1月に投資関係のLINEグループに参加。その中で、投資会社の山本や佐藤と名乗る人物からFX投資を持ちかけられ「証拠金が多ければ多いほど、利益が得られる可能性が高くなります」などとそそのかされました。
女性は3月から4月にかけて、投資のための証拠金名目で、指定された口座に合計650万円を入金、さらに「委託取引に必要」などと言われ、1150万円を振り込みました。
また、女性は別の投資関係のLINEグループにも入っていて、同じ手口の投資話を信じ、3月から5月にかけて合計約1144万円を振り込んでいました。
総額で約2944万円を入金していましたが、一向に投資した資金の払い戻しがされないことから、7月20日、警察に被害届を提出しました。
警察は女性が被害にあった2つの事件の関連性を調べるとともに、「SNSだけでやり取りしている相手の話を安易に信じないでほしい」と注意を呼びかけています。