異例の暑さが続いている中国の北京では、最高気温が35度を超えた日数が過去最多を更新しました。
記者
「中国時間の午後1時です。北京の気温は40度を超えました」
異例の暑さが続いている中国・北京。北京市の気象台によりますと、今年最高気温が35度を超えた日数は23年ぶりに過去最多を更新、きょうまでに「29日」に上っています。
「火が燃えているように暑い」
「暑くて寝られません」
猛暑の影響は世界遺産・万里の長城でも。日中の猛暑を避けたいのか夜に訪れる観光客が増加。夏のチケットは、ほぼ完売しました。
さらに、影響は「人」以外にも…
北西部・甘粛省の敦煌で人気のラクダツアー。ラクダといえば暑さに強いはずですが…そう「夏バテ」です。この猛暑の中、1日当たり数万人の観光客を乗せたため「もう動きません」とばかりにストライキ。ツアーが再開できるめどは立っていないということです。
一方、こちらでは道路上に水があふれ、車がボンネットのあたりまで浸水しています。これはきのう、中国東部の浙江省・杭州市で撮影された動画です。
杭州市はきのう、夕方から夜にかけて1時間当たりの降水量が50ミリから70ミリの大雨となりました。また、同じく東部の江蘇省・南京市の一部地域では、きのう正午から夕方までで累積雨量が120ミリを超え、歴代2番目の雨量になったということです。
市政府は安全確保のため交通警察など3万3700人を出動させたということですが、けが人など人的被害については発表されていません。
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