夏の全国高校野球岡山大会です。きょう(20日)からベスト4をかけた準々決勝です。倉敷工業と倉敷商業が白熱した戦いを繰り広げました。
夏の県大会で顔を合わせるのは実に17年ぶり。倉敷の強豪対決となった試合は、互いに譲らず、5回までに両チームのヒットはわずか2本ずつという緊迫した投手戦となりました。
6回に倉敷工業が2点を先制。その後、倉敷商業が追いつき迎えた9回ウラ、倉敷商業は代打・小池が初球をセンター前にはじき返し、サヨナラのランナーを出します。続く8番津本が送りバントで確実にチャンスを広げます。ここで打席には前の回にリリーフでピンチを凌いだピッチャーの増田。
(倉敷商業 増田勝利選手)「打つ気しかしていなかったんですけど、打った瞬間全部力が抜けたというか本当に嬉しかったです」
また、春の王者・岡山学芸館と甲子園準優勝の実績もある岡山理大附属の準々決勝では、岡山理大附属が1点をリードし迎えた6回表、学芸館バッテリーの隙をつき貴重な3点目を追加します。この1点が決勝点となり岡山理大附属がベスト4進出。学芸館は準々決勝で涙を飲みました。あすも準々決勝2試合が行われる予定です。