きょう20日は土用の入りです。大分市の県護国神社では1か月前に境内で収穫した梅の土用干しが行われました。

県護国神社では境内に植えている豊後梅およそ200本から収穫した実を毎年、土用干ししています。

20日は神職ら6人が紫蘇と一緒に1か月間、塩漬けにしていた梅、およそ500キロをざるの上に広げていきました。今年は、5月に入って気温が高い日が続いたことから、実をつけるのが去年より1週間ほど早かったということで、大ぶりなものも見受けられるということです。

県護国神社(大分市)

(県護国神社・橋本蛍夏さん)「暑い日が続くので、参拝者の皆さまが健康で幸せに過ごせますようにという思いを込めて、作業をさせていただきました。たくさんの参拝者の方にいただいて欲しいと思っております」

梅は4日ほど天日干したあと、秋ごろまで漬け込み、祭事の際に縁起物の福梅として参拝者にふるまわれることになっています。