大分県九重町で7月14日、ドローンを操縦していた男性が重傷を負う事故があり、国の運輸安全委員会はドローンの事故で初めて調査官を指名しました。

国土交通省によりますと7月14日、九重町で男性が農薬散布の訓練飛行のためドローンを操縦させていたところ、誤って近くの電柱に接触させました。男性はこのあと機体に触れてしまい、右手の骨を折る重傷を負ったということです。

去年12月にドローンの事故に報告義務が課された改正航空法の施行以来初めての重傷事案です。この事故について、国土交通省は無人航空機の事故に認定。国の運輸安全委員会はドローン事故では初めて航空事故調査官として2人を指名、派遣することを決めました。