夏の甲子園を目指し熱戦が続く高校野球香川大会、ベスト8進出をかけて大手前高松と尽誠学園が対戦しました。

初の甲子園を目指す大手前高松と、6大会ぶりの出場をかけた尽誠の対戦。2回ウラ尽誠が先手をとります。ランナー2塁3塁から7番網中。打球はライト線を破り次々とランナーがホームイン。2点を先制します。

その後互いに点を重ね、7回表。1点を追う大手前はランナー3塁、一打同点のチャンスを迎えます。ここで2番河田のレフトへの打球は高々と上がり犠牲フライに。試合を振り出しに戻します。

タイブレークにもつれ込んだ試合は10回表に一点をあげた大手前が制し、ベスト8進出を決めました。

（大手前高松　有冨友人主将）「絶対、尽誠に夏までに借りを返してやろうと思っていたので、きょうその借りが返せたのでうれしいです。ここからまた勝ち上がって絶対優勝したいと思います」

続く第2試合は、高松中央が多度津を4対0で破り、2年ぶりのベスト8進出を決めています。