大分県杵築市の干潟でカブトガニを観察して幼生を放流する学習会が行われ、子どもたちが海の環境を守る大切さを学びました。

この取り組みは来年大分で開催される「全国豊かな海づくり大会」に向けて、子どもたちに海の生き物への関心を持ってもらおうと実施されました。杵築市の護江小学校の児童21人が地元の守江湾を訪れ、干潟に生息するカブトガニについて実際に触るなどして学習しました。児童はこのあとカブトガニの数が年々減ってきている現状を学んだあと、8ミリほどのカブトガニの幼生を大きくなるよう願いながら放流しました。主催者はこうした活動を通じて「貴重な干潟を守っていきたい」と話しています。