大分県に昨年度寄せられた消費生活の相談は3100件あまりで、定期購入など化粧品に関するものが急増していることがわかりました。
県消費生活センター「アイネス」が昨年度受け付けた消費生活に関する相談は3112件で、前の年に比べ323件増加しました。
このうち、1回だけのつもりが実際は定期購入契約だったなどの化粧品に関する相談が前の年から88件増加し284件と最も多くなっています。また、去年全国的に脱毛サロンの倒産が相次いだ影響でエステティックサロンに関する相談が20代と30代を中心に急増しています。
さらに、18歳と19歳からの相談件数は過去最多の97件となっていて、昨年4月に成人年齢が引き下げられたことが要因とみられています。
「アイネス」では不安を感じることがあれば気軽に相談してほしいと呼びかけています。