きょう17日、熱中症の危険性が極めて高くなる危険な暑さが予想されるとして、環境省と気象庁は、東京都や大阪府など32都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しました。

環境省と気象庁は、きょう17日、東京都や大阪府など、今年最多となる32都府県で「暑さ指数」が33以上となり、熱中症の危険性が極めて高くなる危険な暑さが予想されるとして、午前5時過ぎ、「熱中症警戒アラート」を発表しました。

九州から関東にかけて広い範囲で「熱中症警戒アラート」が出ていて、関東甲信では9つの都と県すべてで発表されています。

「熱中症警戒アラート」が発表されたエリアでは、▼こまめに水分を補給してください。▼不要不急の外出を避けて、涼しい室内で過ごすようにしてください。▼普段以上に屋内の気温や湿度に気を配り、エアコンなどを適切に使用するようにしてください。

一方、▼屋外やエアコンが設置されていない屋内での運動・作業・活動は、できるだけ中止や延期を検討してください。▼激しい運動は禁物です。さらに、▼特に暑さに弱い高齢者や障害者の人たち、小さな子供たちに対しては、大丈夫かどうか声をかけてあげてください。「熱中症警戒アラート」は、『気温』と『湿度』、『輻射熱』を考慮して、どのくらい厳しい暑さであるかを示す国際的な指標「暑さ指数」をもとに発表される情報です。

「暑さ指数」は、熱中症の発生との関連が高いとされ、「熱中症警戒アラート」は、熱中症を起こす危険性が極めて高くなる、「暑さ指数」33以上の危険な暑さが予想される場合に発表されます。