終戦から78年、戦争の記憶を風化させないようにと高松市で戦争遺品展が開かれています。

歪んだ茶碗・・・。
高松空襲の際、民家の庭に埋められていて焼け残ったものです。高松市では1945年7月4日未明、アメリカ軍のB29約100機による空襲を受け、8万6400人余りが罹災しました。会場には戦争の遺品やパネル約80点が展示されています。軍事教練と学徒動員の資料を集めたコーナーでは、軍事教練の様子を描いた絵画や手旗信号の練習で使われた旗などが展示され、戦時体制にいやおうなく組み込まれていった当時の子どもたちの様子が垣間見えます。
高松市戦争遺品展は、瓦町フラッグ2階コンコースで7月19日まで開かれています。