全国的にも人気の静岡県牧之原市の2つのビーチが7月14日、海開きを迎えました。コロナ禍で苦しんできた海水浴場はようやく元の姿を取り戻しつつあります。
地元の海ではしゃぐ子どもたち。牧之原市では14日、さがらサンビーチと静波海水浴場が海開きを迎え、地元の園児などが早速、2023年初の海を楽しみました。
<園児>
「楽しい」
Q海の水はどう?
「しょっぱい」
<牧之原市 杉本基久雄市長>
「(コロナ禍で)厳しい時を乗り越えて、海の家も観光関係者も頑張ってきた。今年は一気に盛り返す大きなチャンス」
遠浅で波が穏やかな牧之原市の2つのビーチは例年、地元だけでなく全国から多くの人が訪れます。しかし、新型コロナの影響で3年前の2020年は海水浴場の開設を中止。21年は来場者数が過去最低を記録するなど、かつてのにぎわいは失われていきました。
新型コロナの5類に移行後、初めて迎えた海開き。海水浴場にも変化がありました。
<篠原大和記者>
「静波海水浴場の入場口です。去年はこちらで検温などを実施していましたが、今シーズンは実施せず、コロナ禍前と同じように海水浴を楽しむことができます」
牧之原市のビーチでは、いわゆる「コロナ対策」のルールがなくなりました。ようやくコロナ前の姿を取り戻しつつある海水浴場に「海の家」も期待を寄せます。
<ビーチハウス0014 大石夕貴店長>
「やっと普通の、通常の夏が戻ってきた。思いっきり静波の海で、いい夏の思い出をつくってもらえたら」
来客数の減少から収益が見込めず、22年は海の家の出店がなかったさがらサンビーチですが、23年は1軒だけ戻ってきました。こちらの店はコロナ禍を経て4年ぶりの出店です。
<ビーチガーデン 小柳津法樹オーナー>
Q:4年ぶりの接客はどう?
「まだ感覚がにぶってます。楽しんでもらえたらうれしい。本当にありがたいです」
かつては2つのビーチで30軒近くの海の家が並びましたが、23年は5軒の営業です。店の数こそ少なくなりましたが、海水浴客にとってはありがたい存在です。
<利用客>
「海で遊んだあと休むところがあって助かっています。(子どもを)涼しいところで休ませられるので安心」
<山梨から来た利用客>
「何でもすぐ食べられたり準備できたり。自分たちでテントを立てるより手短に遊べていい」
オーナーの小柳津さんは22年、海の家がないビーチを見て心を痛めたといいます。
<ビーチガーデン 小柳津法樹オーナー>
「毎年この海には海の家が建っている状態が見慣れていたので、(去年は)さみしい海だった。にぎやかな声が聞こえてきたら楽しいですからね」
長かったコロナ禍を越え、多くの人がビーチで楽しむ姿がようやく帰ってきそうなこの夏。牧之原市の海水浴場は8月31日まで開設される予定です。
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