日産自動車は、「セレナ」など5車種にエンジンの設計で不十分な点などがあるとして、リコールを国土交通省に届け出ました。対象となるのはおよそ70万台です。

リコールの対象となったのは、日産自動車の▼「ノート」▼「ノート オーラ」▼「セレナ」▼「キックス」▼「リーフ」の5車種で、2016年8月から今年3月までに製造されたおよそ69万9000台です。

「ノート」、「セレナ」、「キックス」の3車種およそ48万4000台については、エンジン部品の設計が不十分で走行できなくなるおそれがあり、これまでに53件の不具合が報告されているということです。

また、「ノート」など5車種47万8000台あまりは、モーターを制御するプログラムに問題があったということです。

日産自動車はこれらのリコールについて、無償で部品の交換や修理を行うとしています。