土砂災害で2人が死亡した佐賀県唐津市では、14日も行方不明者の捜索が続いています。土砂崩れが起きた現場の少し下流にある保育園は、休園を余儀なくされています。
◆160人体制で捜索
土砂崩れで2人が死亡、50代の男性が行方不明となっている佐賀県唐津市浜玉町。14日も朝から警察や消防・自衛隊など約160人が捜索を続けています。捜索の範囲を福岡県側の海まで広げていますが、発見には至っていません。
◆保育園も復旧のめどたたず
土砂崩れの現場より少し下流にある保育園では、園長や職員ら約15人が総出で片付けや備品の運び出しに追われていました。
保育園の職員
再開を待っている保護者さんもたくさんいると思うので、一刻も早く子どもたちを受け入れられる環境を整えたい」
保育園では、室内まで土砂が流れ込んだうえ、裏を流れる川の護岸が崩落。安全が確保できないため、休園を余儀なくされています。
保護者「何も出来ないので差し入れを持って来ました。子供を預けられないので仕事をは休みました」
復旧のめどはたっておらず、近くの公民館などを借りて連休明けの19日にも保育を再開する予定です。
平原保育園 村益浩玄園長
「プレハブを建てるにしても何にしても話が進まないとどうしようもない。今のところは何の見通しもないですが今からやっていくしかない」
◆「ボランティアに勇気づけられます」
災害ボランティアの受け入れが始まりました。
唐津市の七山池原地区では、市の内外から集まったボランティアが、被災した住宅から土砂や廃棄物を運び出していました。
住民・岩村恵美さん
「4時55分、忘れもしないんですけど、激しい雷と後ろ手にドンという音がして、バキバキと泥臭さと臭いがした瞬間に後ろから濁流が押し寄せてきました。怖かった。いつ潰れるか分からない状態で、頑張って皆さんに助け出してもらった」
住民・岩村恵美さん
「3日間停電し孤立した状態で精神的なダメージが大きいので、ボランティアの皆さんには勇気づけられます。感謝しかないです」
RKB 町田有平記者
「山奥の、のどかなキャンプ場。もともとは対岸に渡る橋がかけられていましたが、それも今回の大雨で流されてしまいました」
夏休みを前に、渓流沿いのキャンプ場も被害を受けました。4日前の大雨はこの地域で生まれ育ったオーナーも経験したことがない降り方だったといいます。
山瀬の里 小林義清さん
「怖かった、ほんとに。午前2時くらいから寝れなかった。音がすごかったんです」
現在、営業を続けているものの使用できないところもあり、小林さんは、夏休みシーズンまでに復旧を目指しています。
山瀬の里小 林義清さん
「やはり僕の生まれた里でもあるし。いろんな方が来るんですよね、仕事で疲れているとか。
『お父さんあそこのキャンプ場よかったー』って子供が言うような形に復旧したいです」
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