無料で新型コロナの検査を受けられる事業で、補助金を不正に1億6000万円申請した事業者に対し千葉県は、全額交付しないことを決定しました。
千葉県は無症状の人が新型コロナの検査を無料で受けられるよう、県内に検査の拠点を置く医療機関などの事業者に、キット代などの費用を補助する事業を今年3月まで行っていました。県がこの補助金についての申請書類を審査したところ、県外の医療機関が不正な申請をしていたことが発覚し、補助金およそ1億6000万円を交付しないことを決定しました。
この医療機関は検査の申込書に、少なくとも40人の住所について、実在しない自治体を記載していたり、同じ携帯電話の番号をおよそ400人分書いたりしていたということです。
県は事業者側が検査件数を水増しして不正な申請をしたとみていて、「同じ事業で今後も不正が発覚した場合は、適正に対処していく」としています。
注目の記事
「価格破壊の店」「市民の味方」物価高続く中”10円焼き鳥”守り続ける店主の思い 創業75年の老舗居酒屋 福岡・大牟田市

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

障がい者就労支援で疑惑「数十億円規模」の給付金を過大請求か 元職員が語った加算制度の悪用手口「6か月ごとに契約だけ切り替えて...」 事業所の元利用者も"高すぎる給付金額"に不信感

「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

15年前の“時効撤廃”なければ逮捕されることはなかった 安福久美子容疑者(69) 別事件の遺族は「ぱっと明るくなりました」 全国には未だに350件以上の未解決事件









